初めての法人破産申立(63)

裁判所から、債権者集会において申立代理人に期待することについて
パネラーの裁判官からは債権者から厳しい発言がなされた場合に、代表者や代理人が何も言わずに黙っていると債権者がますます怒り出すということもあるので、その場の雰囲気を感じ取って、裁判所に発言の許可を求めて、誠実に状況説明をして欲しいという話がありました。
また、荒れる集会は債権者側の問題もあるが、破産申立に至る経緯に問題があることも多いので、その辺の事情に対する配慮を示してもらいたいという話がありました。
(注)本件は平成24年2月4日に行われた全倒ネット関東地区研修会のパネルディスカッションのポイントをパネラーの1人である石川が個人的に理解したところをまとめたものです。なお、よくある法人破産の具体的事例を前提にディスカッションが行われています。

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