全倒ネット 初めての法人破産申立(63) 裁判所から、債権者集会において申立代理人に期待することについてパネラーの裁判官からは債権者から厳しい発言がなされた場合に、代表者や代理人が何も言わずに黙っていると債権者がますます怒り出すということもあるので、その場の雰囲気を感じ取って、裁判... 2012.08.01 全倒ネット法人破産研修会
開始決定直後の業務 管財人口座をどの金融機関のどの支店でつくるか 管財人口座(高価品保管口座)は、事務員の利便を考えると、弁護士が通常の業務用口座を有している金融機関の支店で開設するのが基本的な考え方でしょう。もっとも、近時は、開設手続きをしても実際に利用できるようになるまで1週間程度の期間を要する金融機... 2012.08.01 開始決定直後の業務
債権調査 全額の異議と簡易配当における配当通知 簡易配当の配当通知の送付先には、全額異議を述べられた破産債権者にも行うことが必要です。法文上、配当通知の送付先が「届出をした破産債権者」とされています(破産法204条2項。最後配当の場合の配当額の通知を定めた破産法201条7項と比較して下さ... 2012.07.31 債権調査配当
税務 管財人報酬の源泉徴収 平成23年3月11日の最高裁判決で、破産管財人には、少なくとも破産者が法人である場合に管財人報酬の源泉徴収義務があることが明らかとなりました。源泉徴収は、翌月10日までの納付が本則ですが、小規模な会社では6か月ごとに納付する特例を用いている... 2012.07.30 税務
全倒ネット 初めての法人破産申立(62) 所謂荒れる集会について申立代理人として留意すべき点について申立代理人がどのような対応をしても感情的な発言をする債権者がいることは事実ですが、債権者集会が荒れる理由には事前対応に問題があることも少なくありません。代理人として受任しているのです... 2012.07.25 全倒ネット法人破産研修会
労働債権 未払賃金立替払制度の連載(第2回) 「破産管財人のための未払賃金立替払制度の実務」の連載第2回は、「制度の利用と立替払いの要件」です。 金融法務事情の最新7月25日号(1950号)90頁です。 申立代理人としての留意事項も書いています。 今までは、研修会で口頭説明に止めていま... 2012.07.24 労働債権
全倒ネット 初めての法人破産申立(61) 第1回債権者集会における申立代理人の役割についてまず、代理人として大切なのは破産会社の代表者を集会に同行させることです。うるさい債権者が来ることが分かっている場合は出たがらない代表者も少なくありませんが、そこはきちんと説得すべきです。パネラ... 2012.07.23 全倒ネット法人破産研修会
全倒ネット 初めての法人破産申立(60) 〇〇データバンクや〇〇リサーチ等の会社から取材の電話があった場合に申立代理人としてはどのように対応すべきでしょうか。この点パネラーの先生からは、申立直後は情報が錯綜しているし、複数の情報源から不確定な情報がいくつも外部に出ることは好ましくな... 2012.07.20 全倒ネット法人破産研修会
全倒ネット 初めての法人破産申立(59) 依頼者に対する生活指導や精神的なケアについて代理人として注意すべき点について、私自身は経験がありませんが、破産申立をした後に代表者が自ら命をたったという話しを聞いたことがあります会社を倒産させたことに自責の念を持って代表者については、代理人... 2012.07.18 全倒ネット法人破産研修会
全倒ネット 初めての法人破産申立(58) 事件終結までの破産管財人に対する協力のあり方について申立代理人として留意すべき点についてはどのようなことがあるでしょうか。申立をして開始決定が出るとそこであたかも申立代理人の仕事は終わったかのように考える代理人をときどきいますが、それは間違... 2012.07.17 全倒ネット法人破産研修会